2021.9.8

Stylist’s Memo “21 autumn #1

『フリル=甘い』の常識を覆す!

スウィートな印象のフリルブラウス。
ですが、実はフリルには固定概念を崩すような二面性のある。

今回はその『もうひとつの顔』が見えるフリルのコーディネートをご紹介いたします。

ちなみに。
かつてヨーロッパの貴族が好んで装飾していたフリル。
フリルやレースは当時簡単に作れるものではなく、裕福な家ほどそれらをあしらったそう。
細かなレースやフリル=裕福の象徴でした。

そんなフリルマウントの時代背景も頭の片隅に置いて楽しんでいただければと思います。
尚、上記は伏線ではなく豆知識です。

【フリル×ミリタリー】

ラバディンカラー(肩より垂れ下がったケープ状の襟)のボリューミーな襟元とペールピンクのモヘアカーディガンの甘めなタッグにはミリタリーパンツで抜け感を。
『アンバランス』が今っぽい、大人の甘めスタイル。

【フリル×チェック】

ラッフルカラーと袖のフリルがポイントのブラウスには、ブラックベースチェックのジャケットとタイトスカートでセットアップ風プレッピースタイル。
ブラウスのパープルとマスタード色のカラーソックスをアクセントに、オータムカラー映え、なコーディネート。

【フリル×フレアパンツ】

印象的なジャボカラー(ヒダなどによる首元から胸にかけてかざりのついた襟)のブラウスとフレアパンツで秋のペールトーンを意識。
70年代特有のシルエットで、大人かっこいいスタイル!
70’s チェックジャケット ¥7,590(Tax in) フリル長袖ブラウス ¥4,290(Tax in) その他スタッフ、モデル私物/モデル身長149cm
クールなフリルスタイル、お楽しみいただけましたでしょうか。

フリルブラウスで!というテーマの投げかけで、こんなクールなスタイリングをサッと組んで下さるスタイリストさま、尊敬しました。
ありがとうございます。

おやすみをしていたSTYLIST SELECTIONですが、感動の再開(再会)です!
今後も楽しんでいただけますよう、スタイリストさまと共に頑張って参ります。

全身で秋ムードをお楽しみくださいませ。
それでは、ごきげんよう。

スタイリスト:watanabe
ライター:S